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FXの基礎について解説
くりっく365
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FXとはどんな投資なのか

FXとは「Foreign Exchange」の略語で、日本円から米ドルなど「外国通貨を買ったり売ったりするときに発生する差額で利益を狙う取引(=外国為替証拠金取引)」のことです。
1998年4月以降、外国為替業務に着目した規制が撤廃され、銀行以外の者でも自由に外貨の売買を業務として行うことが可能になりました。

※外国為替(かわせ):異なる通貨(円とドル、円とユーロ等)を交換することです。
※証拠金取引:FXでは売買で生じた損益(差額)のみを決済時に受け渡す「差金決済」なので、損失が生じた場合でも決済ができるように一定額の金銭を預けておく必要があり、この預け入れる金銭を「証拠金」と呼び、証拠金を使用した取引のことを「証拠金取引」と呼びます。

●個人はどこに投資しているか

個人の投資先は預金が圧倒的で、次いで株式で、外貨預金やFXは微々たるものです。
株式市場は歴史が長く、個人向けFX市場は1998年登場で、この差が大きな原因でしょう。

FXにおける個人投資家の損益状況は、FXの業界団体「社団法人 金融先物取引業協会」が、顧客の損益額について2015年5月から公表してます。

資料:FXにおける顧客損失額グラフ「顧客区分管理必要額正味増減額」
500億円以上のプラスだった月がある一方、2,000億円以上の損失という月もあります。

●顧客の損とFX業者の利益の関係

顧客が米ドル/円を買うのは、FX業者からすれば、顧客に米ドル/円を売ることになります。
顧客が10万円の利益を得た場合、FX業者は10万円を支払ったことになり、逆に顧客が10万円損すれば、FX業者は10万円を得ることになります。

ところが、顧客が突発的に巨大な金額を得た場合、FX業者は支払負担に耐えられないと破産するので、その防衛策として、顧客が1万通貨買ったら、FX業者は顧客に1万通貨を売るとともに、インターバンク市場(銀行間市場)で米ドル円を1万通貨買います。

つまり、FX業者は1万通貨を買って、売っているので、ポジションは差し引きゼロです。これで、相場がどうなろうとも、FX業者は損しません。
※ポジションは差し引きゼロなので顧客が損しても、FX業者が儲かるわけではなく、スプレッドから収益を得ています。薄利多売ですが‥。

FX業者によるインターバンク市場との取引(カバー取引)にはコストがかかりますが、自社の取引の安全を確保するために実施しているのが実情です。

巧みにFXに取り組めば資産を増やせるのも可能といえます。

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