外国為替証拠金取引とは
為替取引は、「外国為替」を意味し、一般に「FX」と略されます。
この取引は、異なる2つの国の通貨を購入または売却するために、一定の資金を投資するものです。
このお金は証拠金と呼ばれ、損失が発生した場合の決済を保証することを目的としています。
為替外国為替は、東京金融取引所などの正式な取引所に上場されている金融商品、または金融商品取引業者を通じて行うことができます。※外国為替（かわせ）：異なる通貨（円とドル、円とユーロ等）を交換することです。
※証拠金取引：FXでは売買で生じた損益（差額）のみを決済時に受け渡す「差金決済」なので、損失が生じた場合でも決済ができるように一定額の金銭を預けておく必要があり、この預け入れる金銭を「証拠金」と呼び、証拠金を使用した取引のことを「証拠金取引」と呼びます。
取引に対する注意
FX取引は金融商品取引法上のデリバティブ取引に該当するため、企業活動の一環として日本在住の投資家向けにFX取引を行う場合には、金融商品取引業の登録が不可欠となります。
海外で金融商品取引業の免許を取得している組織は、国内で登録を受けずに日本に居住する投資家向けの活動を行うことは禁止されています。
無登録の業者と取引する場合、万が一不一致が発生した場合の解決は困難と言わざるを得ません。
従って、取引の相手が金融商品取引法の認可を受けている会社であることを、取引を行う前に確認することが強く望まれます。
信用できる金融商品取引業者とは
金融商品取引業者は、公式サイトや実店舗において、業務や資産の品質に関する説明書を公開しています。
また、FX事業者は、FX取引に関する脅威の事実をホームページで公表しており、事業者選定の際の参考とすることができます。
FXの取引は比較取引であるため、FX事業者は金融商品取引法などで、誠実な取引のための原則を策定し、その規約に従って正しく購入を処理することが義務付けられています。
とはいえ、詐欺まがいの事業者と商取引をすると、実施価格を意図的に顧客の不利になるようにいじられるなどの不利益を被る可能性があります。
そのため、取引先について可能な限り詳細に把握し、取引の手順や複雑さを十分に理解した上で、取引に内在するリスクを認識し、自己の資力、取引経験、取引意図から見て取引が適切と思われる場合にのみ自己責任で取引することが基本となります。
